COC+

COC+とは、文部科学省による「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業」です。すなわち、COC事業の要件を満たした大学が、地域の自治体や中小企業を協働し、地域を担う人材育成計画を実現するための教育改革を実行することを目的としています。COC+事業の成果は、事業協同地域による雇用創出と就職率の向上であり、究極は、若年総人口の東京一極集中の解消です。平成27年度予定額は、44億円でした。
 神戸大学は、COC+大学となり、県内3つのCOC大学(兵庫県立大学、神戸市看護大学、園田学園女子大学)と淡路島にて連携事業を実施している吉備国際大学、事業成果及び現在まで大学等と連携してきた自治体、商工会議所、工業会等の実践的人材育成を結合させるための「地域創生に応える実践力育成ひょうご神戸プラットフォーム」を課題名として申請し、採択されました。
 本学は、COC+の参加校として神戸大学と連携し、現行のCOC事業のカリキュラムを継続しながら、平成26年COC事業評価結果で出された長期的なキャリア支援の課題解決に向け、「兵庫県」「神戸市」における地域包括ケアに貢献できる専門職の育成を目指します。具体的には、神戸大学医学部保健学科(主に理学療法、作業療法専攻)の教員と連携し、相互の事業科目の単位互換により地域包括ケアにおける共同演習授業科目を設け、学部学生の頃から地域における保健医療福祉専門職の役割と協働について学修する機会を設ける予定です。

神戸大学「ひょうご神戸プラットフォーム」