メッセージ
人々は地球上の至る所で常に健康危機に脅かされています。その被害は人々が過ごしている社会や時期・時間によって全く違います。これを出来るだけ広く見て、解決策を探求し、社会に還元しようとする、「人間の安全保障の為のリスク削減。それに"Care"がどう関われるのか 「Society 5.0 のナイチンゲールの実装」が私の研究の目指すところです。広く深く斬新な視点から多様な看護を考えてくれる仲間を探しています。
活動紹介
多様な社会的ケア・リスクコミュニケーションの必要性を重視し、 国内外の機関と学問領域も超えた研究者と減災のためのセルフケアやプライマリヘルスケアに関する情報システムの開発と、国内外でフィールドシミュレーションを繰り返しながら、災害リスクモニタリングモデルの構築とGISやXRを用いた可視化に取り組んでいます。
これらの研究を早く社会に還元される事を目指して企業や官公庁と連携しながらすすめています。
教育・研究テーマ
Disaster Nursing, Primary Health Care, Communication in Uncertainty
災害リスクに対する認識を用いた合意形成と減災ケアの創出
主な略歴
(最終学歴)
- 2007年 岡山大学大学院医歯学総合研究科国際環境科学講座公衆衛生学博士課程修了(博士(医学)・甲第35135号)
- 2003年 神戸大学大学院医学系研究科保健学専攻環境疫学・感染症分野
(主な職歴)
2022年4月 - 神戸市看護大学 基盤看護学 災害看護・国際看護学 教授
2019年6月 - 一般社団法人 EpiNurse 代表理事
2019年- インドネシア・ウダヤナ大学 客員教授
2012年 - 2021年高知県立大学 災害看護グローバルリーダー養成プログラム 准教授を経て教授
2008年-2012年 近大姫路大学(現:姫路大学) 国際看護学 講師を経て准教授
2006年- 2008年 兵庫県立大学 地域ケア開発研究所・WHO災害と健康危機管理に関する看護協力センター 研究員 (講師)
最近の主な研究・論文
●著書
- Sakiko Kanbara, Shoko Miyagawa, Hiroyuki Miyazaki(Ed,) (2022)Disaster Nursing, Primary Health Care and Communication in Uncertainty ほか
所属学会
- 日本災害看護学会 理事
- 日本看護科学学会 災害支援委員
- 日本国際保健医療学会 評議員 西日本地方会世話人
- 日本公衆衛生学会 健康危機モニタリングWG
- 地域安全学会
- 災害情報学会
学部授業
- ヘルスプロモーション論(1年後期、15時間)
- 国際看護論(2年後期、30時間、オムニバス)
- 看護研究方法論Ⅰ(3年前期、15時間、オムニバス)
- 災害看護論Ⅰ(3年前期、30時間、オムニバス)
- 災害看護論Ⅱ(4年前期、15時間、オムニバス)
- 文化と国境を越えた健康支援(4年後期、15時間)
- 海外看護学研修(全学年後期、15時間、オムニバス)