2018年度看護専門職公開講座
テーマ：「看護師の語りから見えてくるもの」
近年、看護師や助産師たちへの聞き取りなどのフィールドワークを行いながら、様々な「他者との接触」の場面について、テクスト分析と臨床実践の双方からアプローチする新しい哲学を切り拓いている村上靖彦先生をお迎えいたしました。本講演を通じて、様々な領域で働く皆さま一人ひとりの看護実践について振り返り、捉え直す機会になったと思います。
講演詳細
講師：村上靖彦先生（大阪大学大学院人間科学研究科 教授）
※講演者の所属等は開催当時
日時：2018年9月15日（土）14：00～16：00
場所：神戸市看護大学 ホール
【講師紹介】
村上 靖彦 （むらかみ やすひこ）
大阪大学大学院人間科学研究科 教授
東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程満期退学。基礎精神病理学・精神分析学博士（パリ第７大学）。日本大学国際関係学部准教授を経て、現職。
【主な著書】
「摘便とお花見 看護の語りの現象学（2013年）」、「仙人と妄想デートする 看護の現象学と自由の哲学（2016年）」、「在宅無限大 訪問看護の現象学（2018秋出版予定）」、「自閉症の現象学（2008）」他著書、論文多数