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【オンライン授業・特別】「国際看護論」にてダナン大学(ベトナム)とオンライン交流を行いました。(2021.1.25-26)

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【オンライン授業・特別】「国際看護論」にてダナン大学(ベトナム)とオンライン交流を行いました。(2021.1.25-26)
ダナン大学看護学生(2年生)のプレゼンテーションの様子
【オンライン授業・特別】「国際看護論」にてダナン大学(ベトナム)とオンライン交流を行いました。(2021.1.25-26)
Duy先生によるレクチャー

例年、「海外看護学研修」で訪問するダナン大学ですが、Covid-19の影響もあり、昨年に引き続きベトナムへの渡航は断念いたしました。両校の教員で話し合い、今年度は「国際看護論」の特別授業ということで、以下のように、Duy先生による講義と、両校の学生によるプレゼンテーションにてオンライン交流を実施いたしました。日本語―ベトナム語通訳は非常勤講師のMs.Diepさんにお世話になりました。

 

【開催日と内容】

2021年1月25日(月) レクチャー

内容:「COVID-19の影響と医薬学部における看護教育・学習:ẢNH HƯỞNG CỦA COVID-19 VÀ DẠY – HỌC ĐIỀU DƯỠNG TẠI SMP」のテーマで講義

講師:ド・ティ・トゥイ・ズイ(ThS. Đỗ Thị Thúy Duy)先生(看護学)

 

2021年1月26日(火) 看護学生間の交流

内容:SMP-UD(ダナン大学医薬学部看護学科)とKCCN(神戸市看護大学)の学生によるプレゼンテーション

【プレゼンタイトル】

SMP-UD:Covid-19と私たちの経験、Covid-19 による影響、Covid-19と実習

KCCN:Covid-19による看護教育への影響、アルバイトとCovid-19 ,コロナ時代に

生きる看護学生の実態、生活の様々な変化

 

【学生の感想より】*授業コメントの一部抜粋

(1月25日Duy先生の講義より)

・4段階にわけて徹底的な隔離を行っていることや日本にはないコメATMのシステムなど、国によって求められている ニーズや行っている対策は大きく異なる部分もあるのだなと思い、とても勉強になりました。異なる環境でも同じコロナというウ イルスと戦っている人々であるということでダナンの学生の方を身近に感じられるとても良い機会だった。

・ダナン大学の方と同じ時間に同じ講義を受けて、一緒に学ぶ学ぶという貴重な経験をすることができた。違う国ではあるけれど、同じ看護学生としてコロナに関してどのように対応しているかを知ることができた。学生でありながら、コ ロナの対応の一部に関わっていることが衝撃だった。国が違うことで様々な違いがあることを改めて感じた。

・ベトナム語を聞く機会は今までほとんどなく、通訳の方を通してでないと相手の言っておられることは全く分からず、 言語の存在の大きさを痛感しました。ですが、そのような中でも同じタイミングで笑っていたり、うなずくといった行 動でどこかつながっているような、共有できているような不思議な感覚を持ちました。住んでいるところも環境も全く違う人であったとしても、同じ夢をもって堂々と自分の意見を述べられている姿がすごく刺激的でした

・後の質問タイムで、ダナンの看護学生たちは病院に食料を運んだりしていて活動しているという話を聞いて、日本では学生がまだ現場に向かうことはないので、学生であっても自粛をする日本と人材確保のダナンとの違いについて知ることができたなと思いました。

 

(1月26日学生交流より)

・言葉の壁があっても同じ状況を乗り越えているんだなぁと思い、国境を越えても同じ看護学生として交流出来て貴重な体験でした。

・今日はベトナムの看護学生がコロナ禍でそのような生活を送っていたのかを学生の目線で知ることができたのでとても興味深かったです。今までの生活とは変化して、コロナ禍で生活様式を変えざるを得なくなった中でも、ネガティブな変化だけでなく、家族との時間が増えたことや読書の習慣がついたことなどポジティブに変化を捉えていたのは見習うべき点だなと感じました。

・ダナンの学生は質問がある人と問われると、すぐに出てきて質問してくれたが、日本の学生はなかなか質問する人が出なかった。日本とベトナムの積極性の違いが現れていた。

・ベトナムと日本という国は違うけど、それぞれの国で看護職を目指してこの状況のなかでも少しでもポジティブに考えようとしているところは同じで、それぞれの国で今できることを考えながら頑張っていけたらいいなと思った。また、遠いところでも私たちと同じように新型コロナウイルスによって学びが中断されたりした学生がいたり地元に帰省することができない人がいたり共通点が多々あったので、すごく勇気をもらえた。このオンラインでの交流も、新型コロナウイルスが感染拡大していなかったら実現していなかったと思うので、オンラインでの国際交流もこの状況が及ぼした良い影響の一つだと思った。

・オンラインでの通訳ありでの発表が初めてで、とても難しく感じましたし緊張もして上手くいかない部分がありました。どこで、文を切ったらいいのかや、どのように伝わっているのかわからなかったので悩みました。また、文章を簡略化しすぎて、文章の内容が変わって伝わってしまっていました。伝わるように簡略化しすぎても、違う内容に伝わってしまうのだなと学ぶことができまた。言葉の壁は、乗り越えられると思っていましたが、オンラインでのコミュニケーションでは、言葉の壁が厚く感じてしまいました。実際に対面して会えば、顔の表情や雰囲気、体の動かし方で、言葉の壁は乗り越えられると思っているので、是非いつか、対面してコミュニケーションをとってみたいなと思いました。

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