【もの忘れ看護相談】オンラインミニ講義を開催しました
開催日時
2021年2月18日(木)13:30~14:40
コロナ禍の緊急事態宣言下で、自粛生活が長くなり、さまざまなイベントや健康講座などが行われなくなる中、住民のみなさまに、ご自宅にいながら参加できるように、オンラインでのミニ講義「もの忘れ看護相談」を開催いたしました。
オンライン講義がはじめての方でも、参加できるように、事前説明会を集団オンラインで2回20名、個別電話で4名の方に実施したところ、講義当日は、接続のトラブルなく、お持ちのパソコン、タブレット、スマートフォンから講義に参加いただくことができました。
オンラインミニ講義では、13:30のログインテストZOOM操作説明会の後、14:00~老年看護学分野の坪井桂子教授の「認知症になっても、自分らしく暮らすためのひと工夫」の講義に続いて、質疑応答の時間には、もの忘れがでてきた家族への接し方や、介護の悩みについての質問に、坪井教授より回答がありました。
参加者の感想
「もの忘れ看護相談」オンラインミニ講義には、40~80代の42名の方にご参加いただきました。オンラインであるため、神戸市の他、県内や県外の方(大阪府、岡山県)の参加もあり、参加動機は、「ご自身のもの忘れが不安」、「ご家族のもの忘れが不安」、「将来、もの忘れや認知症になったら不安」、「介護の悩みがある」などでした。いただいた感想の一部をご紹介いたします。
・大いに参考になり、今からできる具体的なこと(食事、体操、日記、メモ、社会参加など)が学べました。
・過度に手を出さず対等に付き合っていこうと思いました。
・初めてオンラインによる講義に参加しましたが、分かりやすく説明いただき、理解できて良かったです。
・コロナ禍を気にせず、三密を回避して、自宅でくつろいで講義が聞ける。質問はミュートを解除してできたので、双方向で良かったです。
・質疑応答が新鮮情報なので増やして欲しい。受講者同志の討論がしたい。
約8割の方がオンラインでの講演や研修への参加がはじめてでしたが、オンライン講義は9割以上の方が満足できたとご回答くださり、アンケートの回答者全員が、今後も「もの忘れ看護相談」オンラインミニ講義への参加を利用したいとご回答くださっており、オンライン講義の好評をいただきました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
双方向の質疑応答や、座談会を希望するお声もいただきましたので、皆さまのご要望にお応えできるよう、来年度もオンラインの健康講座の開催について計画していきたいと考えております。もの忘れ看護相談や、健康講座などは、本学ホームページでご案内いたしますので、またのご参加をお待ちしております。
★本講義は、兵庫県のポストコロナ社会の具体化に向けた調査検討費補助事業の助成を受けて開催いたしました。