2020年度 第2回プレパパプレママセミナーを開催しました
令和3年2月7日(日)、大学院研究科前期課程 助産学実践コースの院生たちによるプレパパプレママセミナーを開催しました。
コロナ禍の影響により、対面とオンライン配信の2部構成(第1部:対面による沐浴体験と妊婦体験など、第2部:オンライン配信による妊娠・出産のお話しなどの動画配信)で開催しました。
2月7日の沐浴体験と妊婦体験は、午前・午後併せて4回、総勢15組のカップルに参加いただきました。新型コロナ感染症の感染防止により、多くの両親学級などが中止になるなか、感染予防を考慮した開催を喜んでくれました。院生たちによる沐浴のデモンストレーション後に、お二人で和気あいあいと実際の沐浴体験を楽しんでおられました。また、その後の妊婦体験では、腰の痛い妻の気持ちがわかる、確かに足元が見えないなどを話しながら、「どや顔」の妊婦さんの表情がすでにお母さんの顔をしておられました。
アンケート結果では、「分からないことが分からない状態だったので、ゼロから教えていただき、産後の赤ちゃんとの生活がイメージできた」「病院での両親学級も中止になっていて、夫と一緒に体験できる機会ができてよかった」「沐浴体験と妊婦体験は我々夫婦にとってのかけがえのない思い出になりました。子育ても頑張ろうと思います!」など大変好評でした。
第2部のオンラインによる妊娠・出産のお話しなどの動画配信は、お申し込みのあった方のみ見ていただきました。
内容は院生が実習で産婦さん方に出会い、その中でぜひ知っておいていただきたい内容を精選しました。妊娠中の身体の変化、冷え性予防、お産の流れや過ごし方などを、役者揃いの院生たちが妊婦・産婦さんや夫、助産師役を演じ、動画を作製し配信しました。大変リアリティのある動画に仕上がっていました。
視聴後の感想として、「産婦は陣痛が始まると寝ている印象でしたが、動いたり、座っていたり、自由に動けることを知り、お産のイメージができた」などの声をいただきました。
次回は、令和3年9月上旬頃に開催予定です。市広報やホームページ上でお知らせいたします。