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ヘルスプロモーション論

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    授業の概要

    • 日時:2019年12月9日(月)
    • 対象学生:1年生、編入性 100名
    • 教育ボランティア参加者:17名
    • 大学スタッフ:丸尾、職員2名

     

    「ヘルスプロモーション論」は、日々変化する社会状況にに合わせて健康や生活に関連する課題を広く捉え、地域に住む人々とともにどのような社会を目指すのかについて模索しながら主体的に看護を展開するための´基本’を学ぶ科目です。学生は、10・11月にヘルスプロモーションとは何かという概念を学んだ後、今回の演習に臨みました。

    この演習の目的は、健康に関する講義を地域でくらす人々とともに聴講し、その内容についての意見交換を通して、健康に関する様々な価値観に触れるとともに、地域でくらす人々へのヘルスプロモーションについて考えることです。同じ講義を聴講することによって、自分の受け取り方と他の人の受け取り方が同じかどうか、またそのように受け取った背景には違いがあるかについて考えてもらいました。

    学生は教育ボランティアの方々との合同で講義を聴講した後、講義内容について意見交換を行いました。その後、意見交換で出た内容をグループでまとめ、後日その内容について発表し合いました。発表では、これまでの人生経験から講義内容に賛同した人、賛同しなかった人、当たり前と捉えた人、新たな視点だったと捉えた人等、様々な意見があったことを共有しました。同じ講義を聴講しても捉え方が違ったことを共有したことで、背景を捉えることの大切さについて考えを深めることができました。

    学びのレポートでは、意見交換や発表を通して、人の意見に左右されるのではなく、中立的に考えることの難しさを学生は感じていました。また、ヘルスプロモーションがすべての看護職にとって大事な視点であることも改めて考えることができました。

    教育ボランティアの方々には、講義時間が5限と遅い時間であり、短時間での関わりだったのにも関わらず、学生に様々な視点を投げかけながら参加いただきました。時間の関係上、教育ボランティアの方々に十分なフィードバックができませんでしたが、貴重な意見交換ができたことを報告するとともに、貴重な経験をさせていただけたことに感謝しております。

     

    授業の様子

     

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