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【教育ボランティア導入授業】基礎看護学実習Ⅰ 地域の人々の暮らしと健康

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    授業の概要

    • 日時:2019年6月6日(木)
    • 対象学生:1年生95名
    • 教育ボランティア参加者:33名
    • 担当教員:基礎看護学分野教員

    この授業は、今年度からはじまった新カリキュラム「基礎看護学実習Ⅰ」の学習内容の一環です。お世話になったのは、今年度4月に本学に入学したばかりの学生です。学生はこの学習に先立って、病院での実習を行い、入院されている患者様の環境や看護師が行うケアを見学しています。その後、学内で教育ボランティアの皆さまに、日常生活の過ごし方や健康のために気をつけていることなどのお話を伺いました。
     学生は、高齢者の方が健康についての関心が高いことや、自分達よりもずっと活動的で生きがいを感じながら生活されていることを知り、「それはなぜなのだろう」と不思議に感じていたようです。この答えは、壮年期や老年期などの人の発達段階の特徴として、いずれ講義で学びます。しかし、今回の経験は、教員が教えるテキスト的知識には替えられない「ありのまま」の現実を知る貴重な学習になったはずです。生活経験が乏しい現代の若者の学生にとって、このような経験は1つの生活経験として刻まれ、後の看護学の講義とつながって、生きた知識として身につくものと思われます。あらためて本学の教育ボランティアの皆さまが提供してくださる学習機会の重要性を実感しました。
     さらに、教育ボランティアの皆さまから、看護師に対する思いをお聞きし、「この道を選んで良かった」と感じている学生が多くいました。このような学習への動機付けをしていただけるのも本学の教育ボランティアの皆さまの特徴です。この学習をした学生が、再びお目にかかる時には、さらに学びを深め成長している姿を見ていただきたいと思いますので、是非楽しみにお待ちください。
     そして、これからも本学の教育へのご協力をよろしくお願いいたします。

    授業の様子

     

     

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