2025年3月7日(金)14時~16時に、まちの保健室「認知症予防と在宅看護~訪問看護ができること~」を在宅看護学分野教員が開催し、地域住民の方々14名にご参加いただきました。今回の内容は、「生活の中でできる認知症予防~少し体験してみましょう!」と「訪問看護ができることって何?~訪問看護についてご紹介します」で構成し、丸尾准教授より話をしました。
「生活の中でできる認知症予防」では、認知症の症状やリスクとなること、認知症予防に効果的なことなどについて、国内外の研究成果を用いて説明があり、参加者の皆さんは熱心にメモをとっておられました。また、リラクセーションや認知症予防に効果があるとされる二重課題運動を参加者の皆さんと一緒におこない、楽しみながら少しその効果を体験していただきました。
引き続き、「訪問看護ができることって何?」では、訪問看護は「かかりつけ看護師」であり健康状態の悪化防止、回復支援、医療処置、介護のアドバイスなど、「訪問看護ができること」について説明がありました。質疑応答では、「どのようにすれば訪問看護を利用できるのか」「他の職種との連携はどのようにされているのか」などの質問や、訪問看護を利用している参加者の方からは「医療者に家族の意向が伝わらない時どうしたらいいか」などのご相談がありました。
参加者アンケートでは、回答者全員から「とても満足」「まあ満足」の回答をいただきました。また、自由記載では「わかりやすくすごく勉強になった」「こわいと思っている認知症のことがよくわかった」「認知症の予防ができることがわかった」「体験もありよかった」などの感想が寄せられました。
次年度も地域住民の方々に役立つ内容を企画したいと思います。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。