『医療的ケアが必要なこどもを地域で支えよう~訪問看護は何をしてくれるの?~』を開催しました
2025 年2 月15 日(土)14時~16時に、講師に、ありす訪問看護神戸ステーションの管理者で小児看護専門看護師の萩岡あかねさんをお迎えし、『医療的ケアが必要なこどもを地域で支えよう~訪問看護は何をしてくれるの?~』と題したオンラインの研修を開催いたしました。
研修には、兵庫県を中心に全国の訪問看護ステーション、医療機関、保育機関、教育機関、行政機関より、看護師、保健師、助産師、理学療法士、栄養士など58名の方が参加しました。講演後には、「訪問看護を利用したいけれど、決まった病院や主治医がいない場合があるため、どのような手順を踏むのがよいか?先に訪問看護ステーションに連絡してもよいか?」といった様々な立場の方から多様な質問をいただき、萩岡講師より丁寧にご回答いただきました。
研修後のアンケートでは下記のような多くの感想をいただき、満足度の高い研修となりました。
・病院で子どもたちをケアする看護師として、地域との連携のために必要な視点が得られた。(病院:看護師)
・退院時にどんな情報を病院から得たら良いのか、他機関の名称やどんな役割か、どんな連携をしたら良いのかを知ることができた。また事例から様々なケースに対し、実際に行った対応や結果を伺うことで、訪問看護ですぐ生かせそうな内容だった。(訪問看護ステーション:看護師)
・現在重心・医療ケアの児童発達支援、放課後デイサービスを行っている事業所で勤務している。現在の職場で働いて小児の事例や、訪問看護の方がどのように関わられていて、どんなことを家族が困っているかなどを知りたいと思っていたのでとても勉強になった。(保育機関:看護師)
・助産師が訪問看護ステーションを立ち上げ活動しているところもあり、具体的な訪問看護の実際を、事例を通して知ることができ、とても学びの深い研修となった。(助産所:助産師)
ご講義いただきました萩岡先生、ご参加いただきました皆様に御礼申し上げます。
神戸市看護大学では今後も様々な研修を企画してまいります。
皆様のご参加をお待ちしております。