2023年度 教育ボランティア交流会を開催しました
2024年2月29日(木)13時30分から15時30分、本学の講義、演習や実習などでご協力いただいている教育ボランティアと実習ボランティアの皆様と本学教職員・学生が参加し交流会を開催しました。小雨が降り始めたあいにくのお天気でしたが、教育ボランティアの皆様24名、実習ボランティアの皆様14名、教職員36名、学生3名の参加がありました。
最初に江川幸二学長から教育ボランティアの皆様にご挨拶と本学へのご協力への御礼があり、続いて健康学習論担当教員の山下正講師と災害看護論Ⅰ担当教員の花井理沙助教から、2023年度教育ボランティア導入授業の概要と学生の学びについて報告がありました。
次に、学生3名から、講義や演習で教育ボランティアの皆様から学んだこと、その学びが実習などの次の学習にどのように役立てることができたか、教育ボランティアの皆様との関わりから得られた学びと今後どのように活かしていくかについて発表をおこないました。
その後、いちかん看護開発センター・地域連携グループ長の片倉直子教授から、2022年度に教育ボランティアの皆様にご協力いただいた教育ボランティアアンケートの結果について報告がありました。アンケートの結果では、多くの教育ボランティアの皆様が、本学のボランティア活動によって達成感を得ていることや、ボランティア経験は非常に有意義であると回答していただいていたことが報告がされました。
後半は、健康科学分野の神谷訓康准教授が、「体力が重要視される理由を知ってますか?~予防医学の視点から~」をテーマに講演をおこないました。時には、会場全体でクイズに回答しながら、生活習慣の見直しや健康法の取り入れ方など役立つ知識を学びました。
参加していただいたボランティアの皆様から質問もあり、また、「学生が一生懸命に学び、伝えてくれることに応えることで、自分も禁煙を成し遂げることができた」「ボランティア側も授業や実習の体験を通して、様々な知識を得ることになり学びになっている」とご意見をいただきました。学生と地域住民がお互いに良い影響を与え合うような関係性が作られている思いが語られました。
最後に、永田章彦事務局長から、ひきつづき教育ボランティア・実習ボランティアの皆様のご支援のお願いと挨拶があり、閉会となりました。
交流会終了後もあちらこちらでボランティアの皆様と本学の教職員が生き生きした表情で今後の活動について話している姿が見うけられました。
神戸市看護大学では、「地域の方々と学生とが学びあう」ことを目指して、看護学生の教育へご協力いただける教育ボランティア・実習ボランティアの方を募集しております。今後とも学生の教育へのご支援を賜りますようお願いいたします!
教育ボランティアについてはこちらから
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