授業の概要
- 日時:2011年7月27日(水)
- 対象学生:3年生80名
今年初めて、在宅看護学の分野で「訪問看護」の演習に、ご夫婦ペアで3組の教育ボランティアさんの参加を頂きました。
大学の演習室に、玄関やリビングなど居宅のようなスペースを設置し、退院して間もない右半身麻痺のある療養者とその介護をされている妻を演じて頂きました。訪問看護師役である学生は、血圧測定や歩行介助などを行うとともに、病状に対する療養者の不安や妻の介護疲れの様子に気づきその場で対応する難しさと重要性を臨場感あふれるロールプレイから学ぶことができました。また、「先週よりもよくなっているならそこを認めてほしい」等のアドバイスを頂き、学生は訪問時にどう接すればよいか、ひいては訪問看護師に必要な能力にも気づくことができたようです。
教育ボランティアさんも、「介護保険のしくみが分かった」「自宅で病気になっても大丈夫」と自宅での介護方法について知る機会になったという感想を頂きました。
授業の様子