授業の概要
- 日時:2012年7月18日(水)
- 教育ボランティア参加者:8名
- 担当教員:成瀬、宇多
在宅看護学の分野で「訪問看護」の演習に、ご夫婦・友人のペアで4組の教育ボランティアさんに、午前と午後の2班に分かれて参加を頂きました。
大学の演習室で、玄関やリビングなど居宅のようなスペースを確保し、退院して間もない右半身麻痺のある療養者とその介護をされている妻を、シナリオに合わせて演じて頂きました。
訪問看護師役である学生は、病状に対する療養者の不安や妻の介護疲れの様子に、生活の場の中で臨機応変なケアを提供しなければならない難しさと重要性を、臨場感あふれるロールプレイから学ぶことができました。また、「声ははっきりと大きく」や「なぜそうするのか説明してほしい」等のアドバイスを直接頂き、学生は基本的なマナーはもとより、相手に伝えるための基本的な技術においてもその重要性を再認識していました。
教育ボランティアさんも、自宅での介護方法について知る機会になったという感想を頂きました。
授業の様子