授業の概要
- 日時:2013年5月17日(金)
- 対象学生:助産学専攻科16名
- 教育ボランティア参加者:2名
- 担当教員:嶋澤、奥山、宮下、有本
妊娠中期と末期の妊婦さん2名に教育ボランティアとして助産診断技術学(助産学専攻科)の演習に参加していただきました。学生たちは実際に妊婦さんを目の前にして、問診をしながら視診、触診、聴診、計測診を経験させていただくことの難しさを実感しているようでした。それでも声のかけ方、表情や言葉の選び方、触診のちから加減、羞恥心の配慮と観察することのバランス、診察の結果をどう伝えるかなど、実際の行動やボランティアさんの言動を受けて対応していくこと、状況に応じて考える力などを習得する学習機会になったと思います。
ボランティアさんからも「学生さんの真面目で一生懸命な様子が感じられた」「私やおなかの赤ちゃんを大事に思って触ってくれて嬉しかった」「お産の時に一人にしないでそばにいてほしい」などとご自身の出産経験からも貴重な感想を頂きました。
学生は実習前に実際の妊婦や胎児に出会い、ボランティアさんの率直な感想を伺い、助産師の存在や責任感を改めて認識し、エンパワーされたように思います。