授業の概要
- 日時:2013年7月17日(金)
- 対象学生:3年生
- 教育ボランティア参加者:14名
- 担当教員:小倉、都筑、岩本
学生3年生と編入4年生の計80名がおこなう「健康教育」の参加者として、14名の教育ボランティアの皆様にご参加いだきました。学生は9グループに分かれ、それぞれ1グループあたり8~11名で演習をおこないました。
健康教育を企画する前に、各グループで神戸市内9区のうち1区の地域看護診断をおこないました。各区の情報を分析して、抽出した健康課題から健康教育を用いたアプローチが有効なものをテーマ選定して健康教育の内容を企画立案しました。今年度は、「いきいきふれあい体操」「いきいき体操10年後も健康に生きるコツ」など運動をテーマにしたものや、「その咳、もしかして結核?!~結核感染と予防について~」「働く家族の救世主に!身近に潜むうつ病」「今日からあなたも認知症マスター」といった予防と早期発見をテーマにした内容のものが発表されました。学生は、参加者の皆様にお伝えしたい情報をどのように説明するのか、また模造紙や画用紙で作成した媒体を用いて、いかにわかりやすくお伝えするか試行錯誤を重ねながら作りあげていきました。
当日、教育ボランティアの皆様から、各グループが発表した内容に関するご質問や、学生のプレゼンテーションについてのご助言等、様々なご意見をいただくことができました。また、教育ボランティアの皆様より健康教育発表会について「よかった」「内容が参考になった」「日々の生活に役立てたい」とのご意見をいただきました。
学生にとって今回の健康教育発表会は、地域の参加者をお迎えした臨場感あふれる健康教育となり、教育ボランティアの皆様からのコメントは自分たちのおこなった健康教育を振り返る大変貴重な御意見となりました。暑い中、本学までお越しいただきました教育ボランティアの皆様には深く感謝申し上げます。
授業の様子