本文までスキップする

【教育ボランティア導入授業】助産診断技術学Ⅰ

Category
Archive

    授業の概要

    • 日時:2016年5月31日(火)
    • 対象学生:大学院助産学実践コース1年生
    • 教育ボランティア参加者:妊婦2名
    • 担当教員: 嶋澤、平田、宮下、有本、奥山 

    妊婦健康診査に必要な助産技術を習得すること、妊婦のフィジカルアセスメントができることを目的に妊娠中期と後期の妊婦さん2名に教育ボランティアとして演習にご協力いただき、 妊婦健康診査と個別の健康教育の実施を行いました。

    学生の中には妊婦さんのお腹に初めて触る学生もおり、模型とは違う胎児のいのちや大きさを実感し、妊婦に負担にならないようにどのような力加減で触診すべきか、妊婦に安楽に過ご してもらうにはどういった配慮や工夫をすべきかを考えていました。事前に考えてきた妊娠週数に合わせた健康教育にさらに個別性を加え考えて媒体を使い伝えていましたが、さらにその人合わせるにはどうしたらいいのかを学生間で話し合っていました。お一人の妊婦さんは、1歳の長子を同伴されており、長子の様子を伺いつつ妊婦健診を行う難しさ、長子を含めた妊婦健診の大切さを学生は実感していました。また、妊婦さんが持っている胎児や長子への思いや不安を直接うかがうことができました。それに寄り添いたい気持ちがありつつも、応えられな い自分たちの現状を感じ、今後の課題も見出していました。

    学生からは「知識がゼロの方として健康教育を準備していたが、知識をたくさん持っておられ、どのように関わることがいいのか考えた」「妊婦さんが持っている不安を実感することができた」という感想がみられました。ボランティアさんからは「普段はあまり助産師さんと話す機会がなかったけれど、今日はたくさん話をきいてくれて安心できました」「学生さんと話をすることで自分の身体について考えることができてよかったです」という感想を頂きました。 ボランティアさんの率直な感想を伺い、妊婦さんに寄り添う健康診査の重要性について学ぶ機会となりました。

     

     

     

    1. Home
    2. 過去のイベント報告
    3. その他
    4. 【教育ボランティア導入授業】助産診断技術学Ⅰ