本文までスキップする

【教育ボランティア導入授業】健康学習論

Category
Archive

    授業の概要

    • 日時:2016年5月30日(月)
    • 対象学生:3年生47名
    • 教育ボランティア参加者:32名
    • 担当教員:都筑、相原、山下

    健康学習論は、保健師・看護師が行う活動展開方法の一つである健康教育・健康学習に必要な理論や方法論を理解することを目指した科目で、主に保健師課程に関心のある3年生47名が履修しました。学生の学びの成果を発表する機会として、健康教育発表会を設けています。今年度は本学と北須磨地域の2つ の会場で実施し、計32名(本学22名、北須磨地域10名)の教育ボランティアの方々にご参加いただきまし た。教育ボランティアの方々には、看護師・保健師役の学生に対して、健康教育の対象者役になりきってご参加いただきました。

    今年度の学生が設定した対象者とテーマは、主婦を対象とした「腰痛予防」、高齢者を対象とした「口腔内の健康維持」、成人期世代を対象とした「高血圧予防」など様々でした。それぞれの学生グループは、それぞれの対象となる人たち(教育ボランティアの方々)に伝えたいことが伝わるように、資料(媒体)の大 きさやわかりやすさ、話すスピードや声の大きさなど練習を積んだ上で健康教育発表会に臨みました。学生の発表後には、教育ボランティアの方々から様々な貴重なご意見をいただきました。教育ボランティアの方々からのアンケートからは、「学生が一生懸命実施している姿がとても良かった」、「たくさん練習をして発表会に臨んでいることがよくわかる内容だった」、「今日の内容を知り合いにも伝えたい」など肯定的 に評価される方がほとんどでした。また、教育ボランティア全員が、来年度も発表会に参加したいと答えてくださいました。学生達からは、「教育ボランティアさんからたくさんのご意見をいただき、客観的に自分達の発表を評価することができた」、「対象者に伝えることの難しさを実感することができた」、「練習の成果をボランティアさんが高く評価してくださって嬉しかった」などの感想がありました。

    発表会までの準備は大変でしたが、学生は対象の特性に合わせてどのように伝えればよいかをしっかり考え、発表会で教育ボランティアの方々からご意見をいただき、いただいたご意見を踏まえてきちんと振り返りを行ったことを通して、本科目の目的である「対象者の特性に応じた、根拠に基づいた健康教育・健康学習の企画・実施・評価の一連の過程を学ぶ」を理解できたのではないかと思われます。

    多くの教育ボランティアの方々がご参加いただき、貴重なご意見をいただけましたことを心より感謝申し 上げます。

     

    1. Home
    2. 過去のイベント報告
    3. その他
    4. 【教育ボランティア導入授業】健康学習論