授業の概要
- 日時:2017年6月7日(水)
- 対象学生:2年生97名(午前51名 午後46名)
- 教育ボランティア参加者:17名
- 担当教員:玉田、柴田、澁谷、福重、稲垣、大澤、花井、小巻(江口)
6月7日(水)に午前・午後合わせて17名の教育ボランティアさんにお越しいただき、基礎看護技術演習Ⅲ「総合演習」(2年生)を行いました。この演習では教育ボランティアさんに、ご自身の病気体験や生活背景をふまえた入院患者になっていただき、学生が、検温や清拭、更衣、足浴、洗髪、車椅子での移送など、これまで学習したことを活用しながら援助を行わせていただきました。この演習は、9・10月に行う、初めての病院実習に向けての予備学習として行っていますが、昨年度より臨床の看護師にも実習指導者としてご参加いただいています。これまでの演習では学生同士で援助を行っていたため、学生にとっては一般の方に援助を行う初めての機会となりました。
学生は、事前に計画を立てて技術の練習も行っていましたが、演習では、計画に沿って援助を実施するだけでなく、「しんどい」「腰が痛い」「この値は正常なのか」という患者さんにどのように援助したらよいのかも考えていくことができていました。ボランティアさんからは「丁寧すぎる」「もう少し素早くやってほしい」と、患者として感じたことを率直に伝えてくださり、フィードバックの時間には、学生の気付きを促すようなご意見、アドバイスもいただきました。また、「真剣さが伝わってきてよかった」「いろんな経験をして成長してほしい」と学生への温かいメッセージもいただきました。
さらに、何度もこの演習にご協力いただいているボランティアの方々からは、学生たちの姿勢がよくなっているというご意見や、教員のかかわり、演習内容に関するご意見・アドバイスも頂きました。次年度の授業計画に反映していきたいと思っています。
教育ボランティアの皆様、いつも本当にありがとうございます。今後もどうぞよろしくお願いいたします。
授業の様子