【もの忘れ看護相談】オンラインミニ講義を開催しました
もの忘れ看護相談は、もの忘れや認知症に心配や関心がある方が自分らしい生活を続けられることを支援するために開催しています。また、参加したいと思った方が参加しやすい方法を選択していただけるように、「会場型」「自宅から参加するオンライン（ZOOM）型」「電話型」の3つの方法で開催しています。
12月16日（金）に2022年度第4回『もの忘れ看護相談オンラインミニ講義』を開催しました。もの忘れ看護相談オンラインミニ講義は、Web会議システムZoomを使用して開催するオンラインによる約30分の講義です。講義の後半には、参加者の方からのご質問を受け付け、参加者ともの忘れ看護相談を担当する本学教員、本学の学生を交えた意見交換の場を設けた双方向で行っています。
今回のミニ講義には、6名の方が参加してくださいました。講義テーマは、「あなたの大切な人が認知症になったら」でした。講義では、認知症と診断された方のご家族の気持ちや認知症の介護家族が経験する心理ステップ、認知症の方への接し方などをご紹介しました。講義後には、Zoomのマイク機能を使って質問を受け付け、意見交換や感想をうかがいました。感想では、「認知症には絶対なりたくないと思っていたけれど、誰がなってもおかしくない認知症とうまく付き合っていくことを考えなければいけないと感じた」等と、認知症に対する考え方が変化してきたことを話してくださる参加者の方もいました。講義後のアンケートやメールでは、「将来に備えるために認知症に関する知識を更新できた」「認知症の親族への今後の関わり方のヒントになった」「認知症の人への対応も進化していると感じた」などのコメントが寄せられました。
2021年度に『もの忘れ看護相談オンラインミニ講義』を立ち上げ2年が経過しましたが、多くの皆様にご参加を頂きましたことに心からお礼申し上げます。今後の予定は、春頃に本学ホームページ等を通じてお知らせ致します。今後も、多くの方のご参加をお待ちしております。