【教育ボランティア導入授業】精神看護治療論Ⅲ
授業の概要
- 日時:2018年7月30日(月)
- 対象学生:大学院博士前期課程1名
- 教育ボランティア参加者:9名
- 担当教員:山岡
7月30日(月)にUNITYの一階和室にて、大学院精神看護治療論Ⅲの授業の一環として「リラクセーション演習」を行いました。猛暑にも関わらず、9名の教育ボランティアの皆様が参加して下さいました。実施者は、精神看護学専攻の大学院生1名です。
演習では、まずストレスの概要、ストレスが心身に及ぼす影響、リラクセーションを行う目的と方法についてパワーポイントと資料を用いて講義形式でお話しました。その後、横になっていただき、実際にリラクセーションの漸進的筋弛緩法と呼吸法を体験していただきました。
演習前から緊張していましたが、参加して下さった教育ボランティアの皆様からのお声かけや穏やかな雰囲気もあり、私自身も少しリラックスすることができました。演習後、教育ボランティアの皆様からは、「声かけのトーンがリラクセーションに合っていて雰囲気も良く、気持ちよく行えた」、「漸進的筋弛緩法は勉強になった。さっそく明日から生活に取り入れたい」とお褒めの言葉をいただき、自信につながりました。その一方で、「人前で話をする前にもう少し練習した方が良い」、「(漸進的筋弛緩法を)理解できなかったので、横になってから出来なかった」というご意見や、いただいたご質問にすぐにお答えることができない場面もあり、勉強不足や準備不足を痛感しました。
今回の演習やその準備、そして参加して下さった教育ボランティアの皆様からのご意見やご質問を通して、話す声の大きさや声のトーン、参加して下さっている方に理解していただく内容作り、リラクセーションを実施する際の照明や音楽、アロマを焚くなどの会場設営、決められた時間内での組み立て方など多くの気づきと学びがありました。また、実際に演習を行ってみて初めて気づくこともあり、演習という場で実践することの大切さを学びました。
このような演習の場を与えて下さった教育ボランティアの皆様に深く感謝申し上げます、また当日含め、今回様々な方にお手伝いいただきました。合わせて、深く感謝申し上げます。
文責:大学院博士前期課程精神看護学専攻 名嘉信義
授業の様子