【2022年度実習指導者研修会】「看護学実習のためのファシリテーション力」オンライン開催しました
9月1日(火)13:00~14:30
今年度は、ひとづくり工房esuco(ゑすこ)代表である浦山絵里先生より、「看護学実習のためのファシリテーション力~主体的に学び合う場をつくるコミュニケーションスキル~」をテーマに参加型のご講演をいただきました。オンライン開催ではありましたが、看護学実習を担当する臨床指導者および学生指導に係る教職員約110名のご参加がありました。
まず、知り合いタイムで、参加者同士の自己紹介からスタートし、わからない事や知らない事が言えない環境を作っていないだろうかと日々の指導を振り返りながら、ファシリテーションの基礎知識とスキルの講演をお聞きしました。その後、実習指導者と教員の混合グループで、研修内容の振り返りと学んだことを実際にどう活用するかについて意見交換を行いました。最後に、学生が主体的に学ぶために、ファシリテーションを使って学生の学びを引き出すことの大切さについてメッセージをいただきました。
研修参加者の感想(アンケート結果から抜粋)
・ファシリテーションの心構えや基礎が学べた。
・実際に調整やカンファレンス、指導場面での伝え方に生かせる内容だった。
・チームを作るという考え方や後から記録をみんなで振り返ること等、すぐに取り入れられることが多かった。
・実際に学生が考える時間をとる(待つこと)、ファシリテーターとしての役割を忘れないように関わりたい。
・ブレイクアウトルームでの話し合いで理解が深まった、グループワークが良かった。
・他施設の実習指導者と交流する機会がないため、悩みごとの共有ができてよかった。
・もう少し長い時間でじっくり聞いてみたい内容であった。
多数のご参加をいただきありがとうございました。