【もの忘れ看護相談】オンラインミニ講義を開催しました
10月27日(木)に2022年度第3回『もの忘れ看護相談オンラインミニ講義』を開催しました。もの忘れ看護相談オンラインミニ講義は、Web会議システムZoomを使用して開催するオンラインによる講義です。講義の後半には、参加者の方からのご質問を受け付け、参加者ともの忘れ看護相談を担当する本学教員、本学の学生を交えた意見交換の場を設けた双方向性の講義を運営しています。
今回のミニ講義には、6名の方が参加してくださいました。テーマは、「認知症と診断された時の心構え」とし、約30分の講義の後、講師への質問と参加者の方同士の意見交換をする時間を設けながら運営しました。講義では、認知症と診断された当事者の思いや体験を共有し、早期診断・早期治療の利点や「認知症の人にやさしいまち神戸モデル」の概要を踏まえ、当事者の方が生活のなかで実践されている様々な工夫をご紹介しました。講義後には、参加者の方が、Zoomのマイクやチャット機能を使って、講義の感想や、日常生活のなかでの自身の工夫や取り組んでいることなどを紹介してくださいました。講義後のアンケートでは、「認知症になられた方のお話がありましたが、もし私がなったならこうなんだろうと、感じました。なった時の対処の方法も大いに参考となります。」「今回の講義は神戸市の情報の紹介や対策が網羅されており良かったです。」などの感想が寄せられました。
もの忘れ看護相談は、もの忘れや認知症に心配や関心がある方が自分らしい生活を続けられることを支援するために開催しています。また、参加したいと思った方が参加しやすい方法を選択していただけるように、「会場型」「自宅から参加するオンライン(ZOOM)型」「電話型」の3つの方法で開催しています。それぞれ開催日程を計画しておりますので、詳しくは年間予定チラシをご覧いただき、ご関心のある方は是非お申込みください。次回の『もの忘れ看護相談オンラインミニ講義』は、12月16日(金)に「あなたの大切な人が認知症になったら」をテーマに開催致します。今後も、多くの方のご参加をお待ちしております。