「2021年度研修後のKOBE訪問看護ステーションBCP作成フォローアップ研修」を開催しました
いちかんダイバーシティ看護開発センター
「2021年度研修後のKOBE訪問看護ステーションBCP作成フォローアップ研修」を開催しました
2022年9月3日(土)14時から17時まで、「2021年度研修後のKOBE 訪問看護ステーションBCP作成フォローアップ研修」を開催いたしました。BCP(ビー・シー・ピー)はBusiness Continuity Planの略称で、「業務継続計画」などと訳されます。
新型コロナウイルス等感染症や大規模な風水害や地震が発生すると、通常通りに業務を実施することが困難になります。まず、業務を中断させないように準備するとともに、中断した場合でも優先業務を実施するため、あらかじめ検討した方針、体制、手順等を示した計画がBCPです。訪問看護ステーションを含む介護サービス事業所は、運営基準の見直しにより、当該計画等の策定、研修の実施、訓練(シミュレーション)の実施等が、2024年度から義務付けられます。
昨年度は、BCP作成過程について研修を行い、今年度は、昨年度その研修に参加された、愛のき訪問看護ステーション管理者、奥河典子さん、訪問看護・リハビリステーションわたぼうしWEST管理者、皆川美穂さんに、BCPの作成過程や内容についてご講演いただき、29件の訪問看護ステーションが参加しました。グループワークでは、スタッフと共にBCPを作成する時間の作り方や、近隣の区で連携してBCPを作成する工夫等が話し合われました。
2023年度はBCPを完成する年となりますので、フォローアップ研修のご希望もありました。2024年度からBCPが実施できるよう、いちかんダイバーシティ看護開発センターも企画を考えていけたらと思っています。また、ぜひ、ご参加ください。
奥河さんのグループワークの様子
皆川さんのオンライン講演の様子