在学生が宝塚市と共同で《デートDV》に関する動画の企画・制作を行いました。
そこで、企画・制作に携わった在学生を代表して、看護学部2年生の谷 帆海 さんからのコメントを紹介します。
参加学生からのコメント
宝塚市と思春期ピアカウンセラーが共同し、デートDV啓発動画を作成しました。(令和4年2月18日、宝塚市の公式YouTubeチャンネルにて公開)
まず初めに、デートDVとはカップル間で起こる暴力で、「愛しているなら当然」と相手を自分の思いどおりコントロールしようとする態度や行動を指します。殴る、蹴るといった物理的な暴力だけでなく、相手を侮辱するなどの言葉の暴力や、行動や交友関係を制限・監視する言動も含まれます。
現在デートDVは増加傾向にあります。私たちは少しでも苦しんでいる子の役に立てるようにと身近でも起こっていることをテーマ(位置情報共有アプリを使用したデートDV)に台本の作成、動画への出演を行いました。
私たちはデートDVを知らない子たちがいることやインターネットで「デートDV」と入力しないと検索できないということを知り、まず知ってもらうことが大切だと知りました。
この動画には3つの目的があります。
①デートDVが何なのかを知る
②被害者は自分が被害にあっているのだと知る
③相談された友達はどのように話を聞いたらいいのかを知る
もし、今あなたが悩みを打ち明けられたら、相手を責めたり話を否定したりせず、耳を傾けて受け止めてほしいです。 またこの動画を見ることによって、カップル間の対等な関係を考えるきっかけになり、「パートナーに束縛されて重い、でも愛だから仕方ない」や「束縛されるのは自分が悪いから」などと苦しむ人が居なくなることを望んでいます。
制作動画
ぜひご視聴ください!
(宝塚市公式YouTubeチャンネルより)
メディア掲載情報
複数のメディアでご紹介いただきました。
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