講演会『コロナ第4波における自宅療養者・入院待機者への看護の経験 ―訪問看護師、専門看護師として見出しながら実践した看護―』を開催しました
12月25日(土)、講師に藤田 愛先生(北須磨訪問看護・リハビリセンター 所長)をお迎えし、『コロナ第4波における自宅療養者・入院待機者への看護の経験-訪問看護師、専門看護師として見出しながら実践した看護-』と題して講演会を開催しました。神戸市内のコロナ第4波における自宅療養者や入院待機者の現状、試行錯誤しながら提供された訪問看護活動やその道程について語っていただきました。
講演会当日は、訪問看護ステーションをはじめ、病院や区役所、大学等に所属される70名の方が参加してくださいました。
参加者からは、「地域で繰り広げられていた壮絶な看護の実態を知ることができた。」「具体的な支援や方法・スタッフのケアなど多くの事を学ぶことができた。」「これから起こるであろう第6波の流行を前に、訪問看護師としての心構えと対策について考えることができた。」「拭えない不安が残っていたが、同じ不安を持っていたことが分かり共感できた。今後の対策に生かせると思った。」「医療機関も大変な状況で、患者を受け入れられないことがあり心が痛んだ。地域の中で情報が整理され、大切な命が救える地域を目指していかなければならない。現場で起こっていることを情報共有し、体制整備について発信していきたい。」等、それぞれの立場からの声が聴かれました。そして、アンケートにご協力いただいたすべての方が、本講演会の内容について「満足できた」と回答されました。