地域連携活動
神戸市看護大学は、2006年度よりの文部科学省現代GPの助成事業「地元住民と共に学び共に創る健康生活」に始まり、2009年度に、「神戸市看護大学健康支援地域連携センター」が開設され、2012年度には、国際的な交流活動も含めた「地域連携・国際交流センター」となり、2014年度に、「地域連携教育・研究センター」として、現在に至るまで、教育・研究・地域貢献活動を継続し、地域住民との交流、健康増進活動等を行っています。
2021年4月には、これまでの取り組みを発展させ、「いちかんダイバーシティ看護開発センター」が開設され、これまでの地域連携・教育研究センターの活動は、いちかんダイバーシティ看護開発センターが継続して行うこととなりました。
まちの保健室
「まちの保健室」は学校にある保健室のように「いつでも、誰でもが気軽に立ち寄って心や体の相談ができる」というキャッチフレーズで、全国各地の看護協会が様々な機関と提携して行っている事業です。本学では、兵庫県看護協会と提携し「神戸市看護大学まちの保健室」を実施しています。
コラボカフェ(神戸市子育て支援事業)
神戸市看護大学では、子育て親子が気軽に集い、打ち解けた雰囲気の中で語り合い相互に交流を図ることを、地域の方々とともに支援することを目的として「コラボカフェ」を開催しています。
命の出前講座
地域の小学校との連携事業で、本学教員や学生が地域(神戸市西区)の小学校に出向き、小学校4~5年生を対象に、第2次性徴や月経に関する思春期健康教育の支援を行っています。
プレパパ・プレママセミナー
神戸市にお住まいの初産婦とパートナーを対象に妊娠期から子育て期を見越したセルフケアを学べるようなセミナーで、大学院助産学実践コースが主催しています。
思春期ピアカウンセリング
NPO法人ひょうごピアカウンセリング研究会との連携事業で、性や生き方について、思春期前後の若者(兵庫県内の中学生や高校生)と同世代の大学生が、ピア(仲間)として同じ視点で話し合い、コミュニケーションスキルを主体的に獲得していく過程を支援する活動です。この活動に本学学生、教員が主体的に参加しています。
神戸市須磨区と連携協力協定
神戸市看護大学(学長※ 鈴木志津枝)と須磨区(区長※ 井上隆文)が地域の発展と人材の育成に寄与することを目的として、互いに連携協力を推進するために平成25年11月1日(金)14時から須磨区役所において連携協力協定を締結しました。
※協定当時
過去の活動
命の感動体験
神戸市西区(行政)、西区内の小学校、地域の民生児童委員協議会、地域住民(乳幼児と保護者)との連携・協働事業で、小学校5~6年生が、乳幼児とその保護者と自然で日常的なふれあいを通して命の尊さを学び、その感動を体験する事業です。この活動を本学教職員と学生が支援しています。
西区ヘルスアップ作戦
西区ヘルスアップ作戦は、健康寿命の延伸とQOLの向上を目的とした西区内の各地区の住民の方々が主体となった健康増進活動です。各地区の地域住民の皆様がヘルスアップ推進員となり、地域の健康づくりリーダーとして活動されています。
ヘルスアップ推進員はヘルスアップ作戦会議を開催し、各地区の健康増進に関する活動計画立案とその運営をおこなっています。これらの活動は、平成17年から神出地区、平成18年から学園都市地区、平成19年から櫨谷地区と平野地区、平成20年から押部谷地区、平成21年から玉津地区、平成22年から伊川谷地区の7地区において、神戸市西区保健福祉部と本学が共に協働して実施してきました。なお、神戸市西区保健福祉部と本学によるヘルスアップ作戦は3年計画として実施され、3年が経過した後には、ヘルスアップ推進員の方々が主体的に各地区の状況にあわせて活動を継続されています。